西暦2050年に向けて(大帝国建国記録 シーズン2)

大宇宙拡大大帝国建国記録 シーズン2

S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl 発売おめでとう!ファーストインプレッション

 

 待ちに待った日

 2024年11月20日1時*1FPSゲーマー*2待望のゲームが発売された。S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl*3である。

 

 なぜ?待望の日々になったのか?

 ここで少し、S.T.A.L.K.E.R. ゲームシリーズの歴史を書こう。筆者は第1作S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYLのDemoバージョンからリアルタイムでこの作品に触れてきた。

 本作の1作目*4は、今日*5に最もメジャーとなったFPSゲームシリーズ Call of Duty 4: Modern Warfare と同時期に発売されたゲームである。

 当時の記録は、本記録シーズン1に記録されている。本記録シーズン1は非公開であるが、その文面を引用したい・・・*6 

  相当ぼろくその評価である。この時、Demoバージョンで、その後も大した賑わいをもたらせなかったマルチモードがプレイできた。この評価は、本作*7のファーストインプレッション*8でも似る部分がある。*9

 と、いう惨状であった。しかし、SoCはModやバージョンアップで、シングルプレイはある程度プレイできる状態になった。また、このような酷評に筆者が至ったのは、確かにソフトウェアの未完成度も大きな点であるが、純粋にPCスペックが不足していたこともあり、フレームレートを十分発揮できなかった点もある。S.T.A.L.K.E.R.2も、ハイエンドGPU*10でも、フレームレートを確保できない場面があるというから、ソフトの最適化ができていないのは、1作目と同じく、確実であろう。

 なお、余談であるが、このような1作目の怒りから、The Elder Scrolls IV: Oblivionをプレイ開始し、オープンワールドRPGの黎明期に感動した。

 このようにソフトの最適化*11やMODにより、遊べるようになったSoCは、徐々にカルト的人気を博すことになる。筆者も当分の間プレイしてなかったSoCをGPU更新*12とともにプレイしたところ、安定的にプレイできる時代に該当し、結果的に狂信的に愛するゲームの一つとなった。

 その後、S.T.A.L.K.E.R.シリーズは2作の作品*13などを経て、ついに、本当に、発売された。*14

 

 S.T.A.L.K.E.R.2も十分重たい!最適化不足!!!今から完成するゲームだ。

 さて、大いなる期待を持ってDL*15を終えたゲームを開始した。先行してプレイしていた大学時代からの友人からも非常に重たい*16と回答があった。筆者の環境で、全設定最高のQHD*17のモニターで、良くて90。悪い場合は60といった数値であった。

 

 筆者も本作を一応今回は発売されるだろうという期待を込めて、本年9月にGPUを更新し、現在Geforce RTX 4070 superを使用している。*18

 結局のところ、RTX 4000シリーズ以下を使用しているPCゲーマは、2008年の筆者のように、このゲームがDLSS 3.0のサポートがないため、非常に重たいゲームになってしまう。ここが、最低環境を提示しつつ、満足にプレイできず、苛立ちを覚える一つであると考える。

 とはいっても、PCゲームは伝統的にスペックとの闘いが第一段階にある。FPSマルチプレイ*19では、テクニックより、まず技術で勝つ必要がある。本質的にリアルの戦争と同じで、戦略で負ければ、戦術で勝つことはできない。つまり、マルチで勝つためには、まずは相手よりハイスペックである、または同等であることが最低条件である。

 よって、確かにソフトウェアの調整不足な点は否めないが、PCゲームをプレイする以上、ある程度のスペックを必要としているのだ。そして、それがPC業界の発展につながってもいる。*20ここでは、S.T.A.L.K.E.R.2のソフト最適化不足を指摘するが、現時点では、筆者としては発売してくれるだけで、歓喜という状況である。

 だが、PCゲーマーの悪いところはこの点にあり、金やハイスペックがなければ遊べないが、PCゲームの停滞を招いたことは否めないと思う。そういう人はコンソール機で遊んでくださいという流れが多いが、S.T.A.L.K.E.R.2も万人に遊んでいただき楽しんでもらいたいので、ここは過去の作品のようにパッチでのアップデートを望むところである。

 唯一救われるのが、MODフレンドリーな点である。2008年と比べ、MOD文化は格段に広まり、S.T.A.L.K.E.R.2発売から1週間たった今MODサイトでは、324のMODが登録されている。*21 MODを導入することで、かなり改善できる場面もあるので、筆者はゲームクリアができ、楽しむことができた。

 これからの完成を期待したい。

不具合の例 浮いているキャラクター

 グッドハンティング、ストーカー

 概ねS.T.A.L.K.E.R.2発売直後の批判として、14年間待ち続けたS.T.A.L.K.E.R.の完全な続編であることを喜ぶ意見とS.T.A.L.K.E.R.2の不具合やハードすぎる難易度設定を批判する意見がある。大年のファンは前者の意見が多いが、後者の意見もある。

 大年のファンとして、S.T.A.L.K.E.R.2は完璧にS.T.A.L.K.E.R.だった。

 

 スクリーンショット

 この舟は!!

 この場所は!!この沼地。クエスト 星を目指す は前半の難所である。

 カフカの城で表現された名文のように、目的地に着かない。。。挫折感が強かった。

 ここで、本格的にMODを導入。なんとかクリアできた。

 こうして、ストーカーは、さらにスワンプを進み続けた。しかし、スワンプは、クソひろだった。彼の進んでいる道はスワンプの中核あたりなのだが、あの塔には通じていなかった。ただ近づいていくだけで、近づいたかと思うとまるでわざとのように、曲がってしまうのだった。そして、塔から遠ざかるわけではなかったが、それ以上近づきもしないのだ。ストーカーは、ついには塔のほうに折れる箇所に出くわすに違いないと、絶えず期待していた。そして、その期待のためにだけ、進んでいった。 ―――――――――――― 「城」カフカ(前田敬作訳)

 

美しい世界

 懐かしすぎる場所① グッドハンティング、ストーカー。

 懐かしすぎる場所②

  Call of Duty 4: Modern Warfare からミッション「All Ghillied Up」、まさかの   50,000 people used to live here, now it's a ghost town... をオマージュlol 

 余談だが、SoCでチェルノブイリ*22が舞台で、CoD4MWもこのようにチェルノブイリを舞台とした。その時、本記録シーズン1では次のようなコピペを掲載していたので、再掲する。

 ちなみに、All Ghillied Upはその点でもFPSゲームで歴史を残した*23が、スナイパーライフルで、ほぼノンキルで進むという当時では画期的なステージで、好評を博した。ギリースーツを世に知らしめたゲームであると思う。*24 

 スクリーンショットの示すフレームレート30FPSが時代を感じさせる・・・。

 

 2024年11月、S.T.A.L.K.E.R. 2発売直後のまとめ

 良い点

 ・発売されたこと。ありがとうございます。

 ・S.T.A.L.K.E.R. であること。

 S.T.A.L.K.E.R. が、現行時代のクオリティ(画質)であそべること。

 

 悪い点

 ・発売を延期しすぎ

 ・それに至っても、未完成。

 ・DLSS3.0により、GTX 4000シリーズ以下ではフレームレート低下が激しい*25 

 

 まとめ

 MODがあるので、ハイスペックPCでなくても、ある程度遊べるが、PCスキルが必要なので、結果的に遊べる人を選ぶゲームとなり、残念である。

 速やかに、改善願いたいが、まずは発売を心から祝いたい。

 そのことを現代に記述したくBLOG シーズン2をスタートしたといってよい。

 よって、これ以降の記載はどうなるか・・・神のみぞ知る!

 

 (参考)現時点の導入MOD

 下記画像参照。なお、筆者はMOD積極的導入派である。シングルプレイであれば、チートもずっと許容している。マルチはダメだよ。アカウントバンされるから、できないけどね。

めちゃくちゃMOD入れている。lol

 

*1:本記録では、すべて24時間標記の時間とする。この場合、19日25時、21日午前1時。すなわち未明である。

*2:主に、筆者

*3:以下、本作、HoC、S.T.A.L.K.E.R.2などと表記。対応機種はPC steam、XBOX

*4:S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYLのこと。1作目、SoCとも記載する。

*5:2010年代~2020年代を差す

*6:出典 引用元 S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl DEMOの件 https://blackeye2025.hatenablog.com/entry/20070221/1172187674

 本記事執筆時点で、非公開中。

*7:繰り返しになるが、S.T.A.L.K.E.R. 2のこと。

*8:初めて感じたこと

*9:本作でも、筆者が1作目で味わった感想とほとんど似る感想を繰り広げられれているので興味深い。よくわかるよ・・・その意見!CoD4MWが当時完璧な作品だっただけに余計にである。

https://bluekimama.hatenablog.jp/entry/2024/11/26/154226

*10:グラフィックボード。Nvidia信者なので、Geforceシリーズしかラインナップがわからないが、現時点の最高GPU Geforce RTX 4090。なんと20万円近い!

*11:でも、パッチは、ほんの少ししかでず1.0006止まり!

*12:2008年当時ミドルレンジであった、Geforce 7800GT(AGP)から、当時のミドルハイの8800GT(PCI-E)に取り換えている。8800GTは、当時ハイエンドだったGTXに匹敵するスペックで、価格的にも学生が何とか買える値段だった。

*13:前日譚の『S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky』、後日譚の『S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat』)を世に出し、続編たる「2」の開発が予告されたが、何度も、何年も延期、そしてロシア連邦によるウクライナ侵略による危機(現在もウクライナでは危機は続いている)S.T.A.L.K.E.R.2の発売を観ずに亡くなった人などいるだろうな・・・それは残念だと思うが。。。

*14:steamのダウンロードが始まるまで、また土壇場で延期では!と疑っていた。初日からプレイしたかったが、150GBのデータサイズであり、ダウンロード完了が3時近くだったので、心身の状況をかんがみて、翌朝のプレイ開始となった。

*15:ダウンロード

*16:フレームレートの数値が低いことを差す

*17:クアッドハイビジョン、画像サイズが2560×1440ピクセルの規格

*18:現行スペックで、ミドルハイレンジGPUである。もちろん本作のために更新したが、8月ごろにプレイを開始したFPSゲーム、Arena Breakout: Infiniteのプレイ快適性を向上させるのが第一の目的だった。また、のちに知ることになるが、S.T.A.L.K.E.R.2はフレームレート向上技術 DLSS 3.0 を事実上必須としており、RTX 4000シリーズ以下ではDLSS3.0のGPUサポートがされていないため、フレームレート向上が望めないことも大きいようだ。詳しくは次のサイトが詳しい。

GeForce RTX 40の目玉技術「DLSS 3」はフレームレート向上爆上げワットパフォーマンス向上にも貢献!? その挙動を徹底調査!! - AKIBA PC Hotline!

*19:現代では、オンライン、オンなどともいわれるが、伝統的にマルチプレイと書きたい。

*20:ほかにも、英語圏のドキュメントを読む力や、MOD導入には、PCのスキルも必要である。

*21:

Mods at S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl Nexus - Mods and community

*22:今は、ウクライナ語で、チョルノービリを使うことが主流となっている。

*23:と、筆者は思う。

*24:まあ、バトルフィールド2の狙撃兵もギリースーツだったけどね!

*25:筆者の友人環境による。